4月巡伝報告
筑後地区 冨永 秀元
◇19日 浄源寺 休会
◇20日 浄土寺 19名
◇20日 浄福寺 休会
◇20日 龍川寺 8名
◇21日 摂化院 休会
今回は、浄土寺様・龍川寺様の2ヶ寺に御縁を頂きました。浄土寺様は庫裡が新築され、また龍川寺様は本堂屋根瓦の葺き替えが終わり、両寺ともに七堂伽藍整い、念仏の声も響き渡り、益々繁栄の様子が窺えて心地よい巡伝の一日でした。
糟屋地区 石崎 秀篤
◇13日 西林寺 70名
◇14日 珠林寺 40名
両会所ともに初めてのご縁を頂きました。
西林寺様では、御忌会と併修とのことで元祖様の「一枚起請文」より、〝智者のふるまいをせずして只一向に念仏すべし〟を讃題にお話しさせて頂きました。今回の法要より、副住職の橋爪大樹上人がお導師として執行されておりました。大樹上人とは加行が一緒で懐かしい話に花が咲きました。天候が悪いにも関わらず大勢も参詣者でした。
珠林寺様も、天候が悪くて心配したにも関わらず大勢の参詣者でした。ご教化の行き届いている事がよく感じられました。法話は、〝斯の光に遇うものは…善心生ぜん〟を讃題にして、光明と三垢についてお話をさせて頂きました。両会所様に大変お世話になりました。
福岡地区 多賀 学昭
◇15日 福岡光明会 12名
◇16日 正法寺 40名
久しぶりの福岡地区巡伝。春とはいえまだ肌寒い。福岡光明会では4名の新会員の方々を迎えての例会でした。下司さんの熱心な勧誘と説得力に脱帽。若い方が参加してくださり有り難かった。正法寺様では、ご老僧様と久しぶりにお会いできて話がはずみました。
「昔の光明会の上人方はもっと大胆に現世の利益や功徳を説いておられました。今は理屈ばかりになってパワーが落ちています。それでは人々を惹きつけられませんよ。」と光明会の現状を心配してご忠告頂いた。他に現在計画中の別院(道場)の建設の話など、その構想の大きさと精力的なご活躍ぶりに圧倒されるおもいでした。色々と示唆を頂戴して辞去。法話は花祭りの時期であったので、お釈迦様のご伝記とその悟りの様子、そしてお念仏の教えとのつながりについてお話しさせて頂いた。
佐世保地区 鶴山 恒教
◇22日 善隣寺 10名
藤の花が咲く穏やかな気候の中、4年半ぶりのご縁を頂きました。佐世保市内に入りますと、選挙カーとすれ違います。聞きますと近々市会議員選挙があるそうで、なにかしら心配りが必要な時期のようでした。「明るい未来のために今こそ立ち上がる時です!」というような候補者のコメントがスピーカーを通して聞こえてきます。
「明るい未来」を望んでいるということは、現在「暗い」と感じているのでしょう。確かに少子高齢化・過疎化・第一次産業の衰退等々の心配事は山積です。仏様の眼から見れば、現在の様な状況をもたらした要因は私共のこれまでの行為にあり、未来の如何も同じ道理となります。何を持って明るきとし、何を持って暗きとするのか?。
二千五百年前に若き釈尊が悩まれたテーマであり、宗教が求めていく大きなテーマであろうと思います。先の立候補者の様に、私も何かしなければと心が焦りますが、私に出来ること限られており、阿弥陀様にすがり、現当の救いを願い口称念仏するしかないのだと強く感じます。そんな内容の話を今回お取次させて頂きました。善燐寺の皆様方に感謝申し上げます。合掌
諫早地区 辻本 良明
◇25日 慶巖寺 40名
◇25日 安祥寺 休会
慶巌寺様の信徒会館の二階に案内されたところ、階段に一人掛けの移動用エスカレーターが整備されていました。ご住職に伺うと、足腰が弱り階段の上がり降りが不自由になった檀家さんのために作ったとの事です。本堂には沢山のご参詣があり、智慧光のお話をさせて頂きました。パネルシアターで思いっきり笑ってもらい、心も体も柔らかくなった頃を見計らって、子供とお母さんに分かれお互いに質問をしてもらいました。
〝家族ってなあに?・命ってなあに?〟等。普段から知っていると思っていることも、いざ質問されそれを言葉として表そうとすると、何と言っていいか戸惑ってしまう事を実感して頂きました。お嫁さんと姑さんの行き違いの話を紹介しながら、私どもの心が着けたしまった色は中々消すことが出来ない事を説き、心の問題の解決のために若くして亡くなった息子さんの携帯に入る彼女からのメールについての相談話をしました。目の前の相手からの質問に私が必死で奮闘した話を聴いて頂き、大阪学院大学の安田先生からの一言で私の進むべき道を教えて頂いたことを話しました。全てを南無阿弥陀仏と受け取ることで、自分自身が救われて入った話を最後にお伝えさせていただきました。
北九州地区 永徳 光明
◇20日 大願寺 25名
◇20日 戸畑光明会 8名
◇21日 円応寺 20名
八重桜(ぼたん桜)の花がまだしっかりと残る中、予報で心配された雨もなく恵まれた巡伝でした。大願寺様は御忌会と併修との事で、法然上人のご誕生から教化までをお話させて頂きましたが、広がりすぎてまとまりを欠きました。ご晋山なさって1年近くの恭俊上人のご住職ぶりが頼もしく、また熱心な男性の参席も見られ有り難く思われました。
戸畑光明会様。清浄光について、荒巻くめ女の例を引きながらお話いたしました。広い本堂と違って集約された中での篤信の方々との念仏一会。こうした会所をお世話下さる岸田さんご夫妻・大和先生のご尽力の尊さを改めて想うひとときでした。
円応寺様。4年ぶりの御縁でしたが、ご教化に精進されており更なる寺門興隆が想われました。法話は清浄光についてのお取次でしたが、御令室様、そして参詣の方の中に5名の方が大分県の出身の方との事で、良きご縁を頂いた想いでした。
筑豊地区 金田 隆栄
◇23日 定禅寺 10名
◇23日 福円寺 40名
◇24日 種善寺 休会
◇25日 長安寺 35名
今回は五種正行のお話をさせていただきました。
大分地区 岩沼 光裕
◇4日 善光寺 26名
◇5日 迎接寺 63名
◇6日 蓮華寺 40名
2年ぶりの大分巡伝です。昨年入院中の為、講師を何方かに交代して頂きました。
今更ながらでありますが、お上人方には申し訳ありませんでした。入院して学んだこと、自分の醜さ、人間の小ささを感じ、任せる事の難しさを感じました。今回の巡伝は入院の事を中心にお話しさせて頂きました。
入院があれば退院が有ります。自分ではなく他人の退院です。仲の良かった人の退院が決まり嬉しい事であるのに、自分の心の中は羨みの心と妬みの心が沸いてきます。そんな時何とも言えない情けない気持ちになって来ました。1ヶ月ほど寝たきりの生活でした。食べるのも出すのもベッドの上ですので、出るのは看護士さんにお願いしなければならないのでした、生理現象のコントロールが困難だした。任せる事の困難さを感じ、信仰も同じ様なところが有るのではないかとつくずく感じました。
唐津地区 菅野 浄光
◇19日 安養寺 45名
◇20日 浄泰寺 70名
◇21日 九品院 32名
唐津地区は初めての巡伝。三ヶ寺とも御忌法要のおつとめでした。それぞれに歴史を感じさせる本堂のなかで熱心に聴聞して下さいました。19日・20日は雨模様の中沢山の方々に足を運んで下さり頭の下がるおもいでした。お念仏を灯りとして、一日一日を大切に歩いていきたいものです。合掌
聖恵病院 西 悠哉
◇24日 112名
本年最初の〝恵みの会〟に御縁を頂きました。今回で2回目の聖恵病院。前回同様に多くの方々お集まり頂き恐縮です。お寺でのこうした会も大切ですが、お寺以外での会所でお話をさせて頂けることを本当に有り難く思っております。安松先生のご尽力に頭の下がる思いです。合掌