光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成27年9月

7月巡伝報告

筑後地区 辻本 光信

◇19日 浄源寺 昼席25名 夜席20名
◇20日 浄土寺 25名
◇20日 浄福寺 15名
◇20日 龍川寺 休会
◇20日 摂化院 休会

筑後地区は久々にご縁を頂きました。特に浄土寺様には、20~25年ぶりです。浄土寺様では、共にお浄土に迎えられる「倶会一処」の内容に触れたところ、法話の後に聴聞のご婦人から、かつて病床の夫君が〝先に亡くなった母や祖母が迎えに来てくれている〟と喜びに溢れた表情で語り、その翌日に亡くなったという話をお聞きしました。

その語って下さったご婦人も実に生き生きとした表情でした。

糟屋地区 大谷 仙覚

◇13日 西林寺 110名
◇14日 珠林寺 34名

糟屋地区は初めてご縁を頂きました。二ヶ寺様とも皆さんが熱心に聴いて下さり大変有り難く思っております。至心合掌

福岡地区 花房 尚美

◇15日 福岡光明会 14名
◇16日 正法寺 25名

「歓喜光」についてお取次ぎをさせて頂きました。法話の最後に皆さんと一緒に手話を交えて歌を歌いました。方丈様や皆様方からからいろんな話を聞かせて頂き大変勉強になりました。紙面を借りて御礼申し上げます。

佐世保地区 永徳 光明

◇22日 善隣寺 8名

本堂の内陣、教師部屋の生花が涼感を誘う見事なものでした。法話は、歓喜光の働きで苦悩(なやみ)が安らいで喜楽極なく感じられる様になっていく事を、荒巻くめ女(本日より三日前の7月19日が命日)を例にお取り次ぎさせて頂きました。台風11号の影響か、時折小雨の降る天候の中、電車で1時間以上もかかる大村から参加される方も居られ、皆様方終始熱心にご聴聞下さいました。

諫早地区 西 徹空

◇25日 慶巖寺 30名
◇25日 安祥寺 8名

『お慈悲のたより』の〝すべてを大ミオヤにお任せ申し上げて…〟をテーマにして、最近浄土宗より発刊されたポスター「み仏はいる」の文言、〝数億回の呼吸と数十億回の鼓動。生きるために本当に大切なものは目に見えない…〟を採用しながら、大ミオヤの本願・慈悲・光明・恩寵をお話ししたつもりです。しかしもっともっと研究し、更に掘り下げたものを適切にまとめて一席の法話に仕上げたいと思いました。巡伝に回ることによって、法の友と云うべき人々とのご縁が深まっていく事を有り難く感じました。

北九州地区 川端 勝教

◇20日 大願寺(観音寺) 14名 
◇20日 戸畑光明会 8名 
◇21日 円応寺 20名

蝉と夕立と小倉祇園太鼓の中、観音寺様・戸畑光明会様・円応寺様の巡伝でした。法話は「三昧について」のお取り次ぎでした。

あみだぶと 心は西に うつせみの
もぬけはてたる 声ぞ涼しき
─法然上人─

南無阿弥陀仏と心は西=仏様の方に。
①うつせみ=空蝉 念仏の声=蝉の声(女)、カエルの声(男)
②うつせみ=現せ身 赤ん坊であった私が年頃になり中年になり老年になり病となり死んでいきますよ!
もぬけはてたる心=心の中はからっぽですよ!
声ぞ涼しき=南無阿弥陀仏の念仏の声だけが聞こえてますよ!=三昧。
セミの句にもう一つ有名な句が有ります。芭蕉の山形の立石寺の俳句に「しずけさや 岩にしみいる 蝉の声」が有ります。山寺に行くといつも百万遍念仏の碑が建っている。芭蕉はナム・アミ・ダブと蝉の声ならぬ念仏の声・仏の声を聴いていたのだなぁ~と思いました。
岩=心にしみたのである。その心境が「しずけさや」なのである。「しずけさや」=一心不乱の三昧。遊戯三昧=子供の砂遊び、夢中のウオーキングの中に三昧有り。1時間は足が痛い。2時間は哲学者。3時間は三昧(歩いていることすら忘れる)足の不自由な人は「金持ちゆすり」=「貧乏ゆすり」を木魚の代わりにお念仏を称えましょう。

筑豊地区 石崎 秀篤

◇23日 定禅寺 7名
◇23日 福円寺 13名
◇24日 種善寺 16名
◇25日 長安寺 休会

今回の巡伝は 冨永秀元上人の代講でした。三か寺様ともに初めての御縁でした。いつもいつもご指導をいただく上人様の前でのお話は大変に緊張しました。法話は、三か寺様とも『如来光明歎徳章』より〝夫れ衆生有りて斯の光に遇う者は三苦消滅し、身意柔軟に…〟を讃題にして、光明と三毒煩悩についてお取り次ぎさせて頂きました。

種善寺様では以前に初めて巡伝に出る時に、お話の構成の仕方や作法を西上人にご指導頂いたことを思い出してとても感慨深思いがいたしました。

大分地区 稗貫 光遠

◇4日 善光寺 26名
◇5日 迎接寺 13名
◇6日 蓮華寺 35名

尊い法縁を頂戴し、今回初めて大分地区の巡伝布教を担当させて頂きました。こうしたお念仏の例会が定期的に開かれている事に、生きた信仰・お念仏の息吹を感じます。

現在ただ今から如来様の大いなる光のなかに、共に生きていく現当二世を貫くお念仏のみ教えを力強くお取り次ぎさせて頂きました。うっとうしい梅雨空の中ではありましたが、各会所のお上人のお導きを賜りながら、また光友皆様方の聞き上手にも助けられどうにかお役を務めることが出来ました。各会所の皆さが方と共に貴重な時間を過ごさせて頂き心より感謝申し上げます。合掌

聖恵病院 多賀 学照

◇24日 89名
初めてのご縁でしかも病院の患者さんやデイケアの参加者・職員の皆様が対象だというので、どんな話をしたら良いのか前日まで迷っていました。さんざん迷った挙句「そうだ! 一緒に歌を歌ってお互い元気を出そう。」と思いついてやっと決心がついた次第です。弁栄上人のお悟りの内容が『華厳経』の一心法界の教えに基づいていることを、滝廉太郎の「花」や「荒城の月」などの歌を合間に挟みながら概説。勝手なことを喋り散らしたようで恐縮しています。沢山の方にご聴聞頂きましていささか緊張しました。一緒に歌って頂き有難うございました。

五島地区 金田 隆栄

◇阿弥陀寺 4日・5日 合計70名
◇善福寺  6日・7日 合計60名

両寺様とも二日間の修養会で、四席ずつの法話。多くの方々が熱心にお参りいただき、私の方も修養をさせて頂きました。今回の法話のテーマは「光明と護念について」お話しさせて頂きました。合掌

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