7月巡伝報告
《筑後地区》 菅野 浄光
◇19日 浄源寺 38名
◇20日 浄土寺 22名
◇20日 浄福寺 10名
◇20日 龍川寺 休会
◇21日 摂化院 休会
梅雨明けの巡伝となりました。浄源寺様は昼13時・夜19時からの2席。夜席は少ないかと思われたが、多くの方々お参り下さり頭の下がる思いでした。
浄土寺様には、本当に何年振りだろうかと思い出せない位、久しぶりの巡伝である。熱い中婦人会の方を中心に沢山の方がお参り「継続は力なり」を感じました。
浄福寺様。一段と蒸し暑い中でも熱心に聴いて下さり有難かった。「こころ」をテーマにお話しさせて頂きました。
《糟屋地区》 川端
◇13日 西林寺 休会
◇14日 珠林寺 30名
布教内容「布施について」 布施=三輪清浄(施す人・施される人・施すもの(財・法・無畏)自分の為に布施をしたりされたりすると不浄になる。(してあげた!してもらった!)相手の為に布施をしたりされたりすると清浄になる。(させて頂く!させて戴く!)観音様は阿弥陀様を「観音頂戴冠中住」と頂戴していらっさる。
無財の七施
- 眼施・やさしいまなざし
- 言辞施・相手のことを思っての言葉や挨拶
- 和顔施・なごやかな顔
- 身施・挨拶のお辞儀 ボランティア
〝いつもニコニコ明るい笑顔ハキハキやさしい言葉イソイソ働く手足〟 - 心施・難しいですね~心使い気使い気を配る。
今風には空気を読む? 〝カチカチでなく柔らかく自由に!=身意柔軟の布施〟 - 床座施・寝るところ座るところ(名誉地位) ⑦房舎施・お客様に部屋建物を。安心する所=無畏〝己を忘れて相手のことを思って利する。=忘己利他の気配り。忘己利他(もうこりた?)〟
で時間となりました。
《福岡地区》 山上 光俊
◇15日 福岡光明会 休会
◇16日 正法寺 休会
《佐世保地区》 金田 恭俊
◇22日 善隣寺 12名
「至心に深く信ず」についてお取り次ぎさせていただきました。
子供が足し算を、数多くの練習を通して習得していくことを例に、例会や法事等を通して、阿弥陀様にお任せしていく練習をする事の大切さをお伝えしました。
また、火鉢の炭をつかもうとした子供を例に、知らないことが大きな災いを招くことをお伝えしました。ただ学解には限界があることをもう少しわかりやすく伝えないと、阿弥陀様にお任せする事よりも、知識が大切であると伝わってしまう可能性があると感じました。次回の課題にしたいと思います。
善隣寺様では、皆様に大変お世話になりました。ありがとうございます。合掌
《諫早地区》 辻本
◇25日 慶巖寺 20名
◇25日 安祥寺 10名
石原上人の代講でした。この日は、昭和32年に起きた諫早大水害の犠牲者の慰霊法要が行われていました。死者・行方不明者586人と云う大災害で、諫早市婦人会の方々が中心となってこの日に慶巖寺様で行われているとの事です。新しく出来た車椅子用のスロープも案内して頂きました。安祥寺様では、姪御さんが福岡で行っているという障害を持つ児童の学童クラブの話を、興味深く聞かせて頂きました。
法話は、まずパネルシアターから入りました。身も心も柔らかくする事の大切さをお伝えしながら、パネルシアターによって刑務所や少年院での道徳授業で、生徒たちの心の鎧を脱がせるために大変役に立っている事もお伝えしました。「南無智慧光佛」を讃題に、私共が付けてしまった色は中々消すことが出来ないことを説きました。ある方から、若くして亡くなった息子さんの携帯に入る彼女からのメールを如何したらいいのかとの相談話から、私が必死になって奮闘した話を聞いていただきました。そして大阪学院大学の安田先生からに一言で、私の進むべき道を教えて頂いた事を話し、全てを南無阿弥陀仏と受け取ることで、私自身が救われていった事をお伝えしました。
《北九州地区》 鶴山 恒教
◇20日 大願寺
◇21日 円応寺
報告が間に合いませんでした
《筑豊A地区》 今井 裕光
◇23日 定禅寺 6名
◇23日 福円寺 17名
◇24日 種善寺 12名
梅雨が明けて猛暑の中の巡伝でした。お盆を前にしてご先祖の事を「至心に回向す」をもとにしての1時間。〝ご先祖様、此の暑いさなかにお帰りにならなくても、涼しい時期にお帰りになれば良いのに…〟等々の質問をさせて頂き、その答えを笑い話風にしてお話ししました。皆様、暑気払いに笑って頂いた様でした。
《大分地区》 辻本 良明
◇4日 善光寺 20名
◇5日 迎接寺 休会
◇6日 蓮華寺 30名
2年ぶりの大分巡伝。善光寺様では先日の研修会の話として、キリスト教の加藤神父が〝浄土も天国も同じ私達の目指す差別のない世界のことです。〟とお示し下さった事を伺い、宗教を超えて重なり合う世界に気付く大切さを学びました。蓮華寺様では御住職が精力的に各地を飛び回っておられる事、そして先代住職のお元気そうなお姿も拝見いたしました。法話は「南無炎王光佛」から、あるホスピスでの出来事の話。入院中の男性に向かって若い看護婦さんが、〝じいちゃん、覚悟はできたね?〟と声をかけたという話をもとに、二人一組になって〝覚悟はできたね?〟とお互い声を掛け合いながら参加者に人生の覚悟の程を自分自身で確認してもらいました。「悪人は悪をなし、冥より冥に入り、苦より苦に入る。善人は善をなし、明るきより明るきに入り、楽より楽に入る」とある。精神的に現世を通じて永遠の光明に入る生活を光明生活と云うが、こう有りたいと願う姿と、現実の自分を見比べながら自分の姿を素直に見つめ直すと、光明生活から程遠い姿が浮かび上がってくる。自分自身を見つめた先に如来様と離れぬ生活の大切さに気付くことが出来るとお伝えしました。あるお坊さんが亡き父親との葛藤から得たものを紹介しながら、常に如来様の光明に充たされる生活を心がけたいと結びました。
《聖恵病院》 冨永 秀元
◇25日 112名
およそ3年ぶりのご縁でした。新しい礼拝堂が出来、100名を超える参詣が有りました。礼拝儀でのお勤めの後、「歓喜光」についてお話をさせて頂きました。その後、全員で童謡の「ふるさと」を合唱して30分の法話を終わりました。安松先生のかねてからの思いが実り、ビハーラ病棟の建設が進行中との事。結実を心待ちにしております。
《五島地区》 稗貫
◇阿弥陀寺 4日昼25名 夜11名
5日昼21名 夜14名
◇善福寺 6日昼22名 夜15名
7日昼18名 夜11名
離島の地での布教は今回初めてでしたので、貴重な経験となりました。人の好さや温かさ、熱心で穏やかな光友の皆様を見ておりますと、ご住職をはじめ寺族の皆様の平生よりの教化の賜かと存じます。両会処とも4席と云うお時間を頂きましたので、私自身のハワイ開教区・新寺建立・黒谷青龍寺での経験を通じたお話をさせて頂きました。
念仏信仰によって生死ともに煩いのない世界があり、大安心を得ることによってはじめて光栄を現わす務めを成していくことが出来るのだと、現当二世を貫くみ教えを力ずよくお取次ぎさせて頂きました。この4日間両会処に泊めて頂き大変お世話になりました。温かいおもてなしに預かりまし事を深謝申し上げます。