光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成30年6月

四月巡伝報告

《筑後地区》 鶴山 豊教

◇20日 浄土寺 19名

 今回の巡伝は浄土寺様のみでした。初めてお伺いいたしましたが、お集りの方々皆さん熱心に聴いて下さいました。改めてもっともっと経験を積まねば…と実感させられる巡伝でした。お世話になりまして感謝申し上げます。      

《粕屋地区》 尾関 快照

◇13日 西林寺 60名
◇14日 珠林寺 27名

 初めての粕谷地区の巡伝でした。寺院の多い地区と聞きましたが、両日ともお参りの皆様には本当に熱心にお話を聞いて頂きました。13日の法話の時間に近くで大きな火災がありましたが、お檀家さんの中にケガなどされた方も居られなかった様で何よりでした。14日もかなりの悪天候でしたが、たくさんの方のお参りでした。法話は「歓喜光」で、自分の体験を交えて聴いて頂きましたが、共感を頂いた処も有った様でした。これがまた自分の信仰の支えになってくれれば…と思っています。

《福岡地区》 石崎 秀篤

◇15日 福岡光明会 11名
◇16日 正法寺 22名

 福岡巡伝の下司様宅では新たなメンバーも加わり、若い方が多数参加されておられました。正法寺様では先代のご住職より貴重なご意見を頂き、来るたびごとに感謝致しております。また、新規の計画に向かって邁進されるお姿は見習うことばかりでいつも勉強になります。法話は両会所とも“この光に遇うものは歓喜勇躍して善心生ぜん”を讃題としてお話し致しました。

《諫早地区》 金田 恭俊

◇25日 慶巌寺 18名

 この度の巡伝では「至心に深く信ず」についてお話ししました。法然上人の「一枚起請文」に示されているお念仏を、如何に実践していけば良いかについてお取り次ぎいたしました。皆様に熱心に聴聞していただき有り難かったです。尊い仏縁に心より御礼申し上げます。合掌

《北九州地区》 大谷 決正

◇20日 大願寺 25名
◇21日 円応寺 30名

 大願寺では御忌法要でのおはなしとなりましたので円応寺様共々、法然上人御法語の“まさに今、多生曠劫をへてもうまれがたき人界にうまれ、無量億劫をおくりてもあいがたき仏教にあえり。釈尊の在世に遇わざることは悲しみなりといえども、仏法流布の世にあうことを得たるはこれ悦びなり”について、法然上人と弁栄上人の御教を鑑みながらお取り次ぎ致しました。両会所共にお世話になりまして厚く御礼申し上げます。
            

《筑豊地区》 山上 光俊

◇23日 定禅寺 4名
◇23日 福円寺 18名

〈定禅寺〉 草臥れて 宿借る頃や 藤の花 芭蕉
境内には藤が咲き乱れ店も出ていて、旅の疲れを忘れさせてくれました。拝観される方々が藤を眺めたり写真を撮ったりして楽しんでいました。ツツジも色とりどりに咲いて花浄土でした。ご住職夫婦で草刈りや剪定などと境内の清浄化のご苦労話を拝聴しました。今年二月にはご法嗣が結婚なさって寺門隆盛を喜びました。
〈福円寺〉 山門をくぐると竜安寺の石庭のように、掃き清められた流砂模様が心を洗いツツジが島のように咲き、新芽の松に目をやると心に光を頂きました。ご住職が総会を開催してお念仏会をつとめると説明をされました。お参りの方もきっとお庭を拝見して清浄光を頂かれたことでしょう。
 両会処とも、法話は「感謝のお念仏」と題して辨榮上人「感謝の歌」を中心にしてNHKのみんなの歌「天地(あめつち)の歌」など活かされている喜びを感じる話材を交えて法話をさせて頂きました。

 辨榮上人著『人生の帰趣』(「感謝の歌」429ページ)が装いを新たにして岩波文庫が四月十七日に出版されました。書店でもアマゾンからでも購入できます。早速入手してご住職様方に進呈させて頂きました。なお、岡潔著「一葉舟」も角川ソフィア文庫から出版されています。本日、光明主義文献刊行会から中井常次郎著「如来光明礼拝儀講義」増補改訂第四版が届きました。読み易くなりました。ご希望の方は平澤伸一様方FAX(03-3485-3066)へお申し込み下さい。光明主義に触れるご縁がどんどんと広まり一人喜んでいます。南無。
 巡伝会処では変わらぬご厚情を賜り深く感謝いたします。

《大分地区》 西 徹空

◇4日 善光寺 24名
◇5日 蓮華寺 25名

 大分の両会所共に九州光明会巡伝の会所の中では参加者も多く活気のある会所でしたが、近年では参加者がかなり少なくなって来ていることを実感いたしました。高齢者から減少し、少子化社会では後継者が出来ない現状が反映されているのだと思います。しかし巡伝そのものが魅力を失い、力を失っている事も事実だと感じます。巡伝士育成の努力が足りないのではないでしょうか。弁栄聖者の百回忌を迎えますが、報恩の為にも光明会の今後を考え直す契機にしなければならないと思います。

《聖恵病院》 石崎 秀篤

◇22日 150名

 鶴山上人の代講でした。昨年の9月にご縁を頂きましたが、今回は急なことでした。お話は「不断光」についてで、私たちの意思活動の根源となって、その意思活動を成立させつつ、まさにその意思を如来様へと志向せしめ、また目覚めさせる所の不断の精神の働きである事をお話し致しました。大変多くの方々に聴聞いただき誠に有難うございました。

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