光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成31年3月

《筑後地区》 石崎 秀篤

◇20日 浄土寺 20名

 「斯の光に遇うものは・・・」を讃題としてお話させて頂きました。以前「ひかり」誌に掲載された河波先生への質問と回答によると、三垢とは貪り・怒り・愚痴のことであり、人間とはそれら煩悩の塊のようなのもですが、光明に遇うと消えていくものです。全部がいっぺんに消えていくというのは欲張りですが、お念仏を称えていますと少しずつ、何かが何処かで消えていくのである。「以前はよく怒っていたけれども、最近は怒ることが少なくなった」とか、「欲望に燃えていたが、そういう事が少なくなったなあ」というのが三垢消滅していくという事です。それらの心を自分で無理に無くすという事は、モラルや道徳の立場であるが、そんな事は私達凡夫にとっては殆ど不可能である。しかしお念仏には、そういう囚われを突き抜けていく事があることをお話しました。

《筑豊地区》 辻本 良明 

◇23日 定禅寺 6名
◇23日 福圓寺 25名
◇24日 種善寺 22名
◇25日 長安寺 35名

 久しぶりの筑豊地区巡伝でした。定禅寺様では有名な大藤の肥料やりのために地面が掘ってあり、寺内の皆様でお手入れをされているとの事でした。法話中は皆さんノリノリで、パネルシアターも楽しんで頂きました。福圓寺様の例会は男性も沢山に参加、法話に続いての新年会では豪華料理と福引きで盛り上がりました。様々な趣向を凝らしながらの熱心な教化の様子が窺われました。種善寺様では代々茶道を引き継いで居られるそうで、茶室でお抹茶のご接待を頂きました。山本空外上人講義録を先代ご住職より頂戴し、分かりやすい語り口に対機説法とは当にこのことだと感じ入りました。長安寺様では、お檀家様より毛糸で編んだ帽子をプレゼントして頂きました。法話中にお孫さんにパネルシアターをお手伝い頂き、その可愛らしさに皆様笑顔の中で法話を進めることが出来ました。法話は「至心に回向す」を讃題にお取り次ぎさせて頂きました。

《大分地区》 辻本 光信

◇4日 善光寺 40名
◇5日 蓮華寺 28名

 善光寺様は恒例の年頭別時の期間中でした。別時参加の僧俗の方々と、例会参加の方々で本堂はいっぱいに成りました。蓮華寺様もお正月明けの寒い中、多くの参加者で本当に有難いことです。讃題の「南無超日月光仏」の部分を唱和しながら各語句を味わいました。「極楽往生の為のお念仏」と「三業四威儀に行為なり」を比べつつ例話を入れながらお取り次ぎさせて頂きました。

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