光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 令和2年9月

7月巡伝報告

《筑後地区》 稗貫 光遠

◇19日 浄源寺 14名
◇20日 浄福寺 20名

 今回の筑後地区の巡伝、当初はコロナ感染や九州豪雨のため開催が心配されましたが、二日間とも法座を無事に終えることが出来ました。浄源寺様には色々とご高配を賜り、ことに御住職はお若いお歳ながら教化活動に熱心で頼もしい限りです。浄福寺様にも温かいおもてなしを頂き有難いことです。法話は、自分の黒谷青竜寺での体験を通じて、如来様の大いなる光の中で「念仏が変われば、人生が変わる」「心のお育てを頂ける」等のお取り次ぎをさせて頂きました。

《糟屋地区》 尾関 快照

◇14日 珠林寺 25名

 二度目の当地の巡伝の機会を頂きました。今月の初旬より発生している豪雨災害のこともあり、今回も天候が心配されましたが、例会の当日は幸いにも小雨でした。会所となる珠林寺様でもコロナ感染拡大の影響を受けて、前回の例会は休会とされまして、今回はどれだけのご参加が有るかと心配されておられましたが、時間には多くの方々がお参り下さいました。法話は「不断光」を讃題にして、ここ数ヶ月間に大きく変化する私達の暮らしの中でお念仏へと向かう心の大切さをお話し致しました。コロナ、水害・・・心の休まる時がありませんが、一日も早く平穏を取り戻せる事を祈念しつつ、自分が出来る事を常に考えその役割を果たして行きたいと思います。

《諫早地区》 石原 義堂

◇25日 慶巖寺 20名

 コロナの拡散が止まらない。コロナは人間を苦しめる為に存在しているだろうか?否そうではない。たまたま人間の生活環境がコロナの生態に都合が良かった為に一気に拡散していったという事だろう。鳥インフルエンザ・口蹄疫、人間の都合で出来上がった「三密」は正にウイルスの生態の好環境だったのだろう。地球の環境は人間の都合の良い様には働かない。「衆生無始の無明より 惑と業苦の極なきも・・・」災害や疫病に臨んで最善を尽くしても、新たな疫病・人間の利害関係の争いは絶え事がない。薪は有るだけ燃え尽きるしかないが、如来様の「大炎王」に包まれて生きていくのが人間本来の生き様かもしれない。不動明王に具現化された如来様の有り難さよ!
(※9月からは諫早地区と佐世保地区の巡伝が一緒になります。)

《北九州地区》 菅野 浄光

◇20日 大願寺 12名(慈眼寺、観音寺) 
◇21日 円応寺 16名 

 コロナの影響で心配しましたが、両会所とも開催されました。20日の慈眼寺様では11時より「写仏の会」が行われ、私には初めての経験でした。全体を写すだけで終わりましたが、心が落ち着き有難かったです。例会は観音寺様で行われました。暑い中、またコロナの心配の中多くの方々が熱心に聴聞して下さり継続の力を感じました。21日は天候も心配されましたが雨も止み多くの方のお参りでした。コロナ影響下で初めての講師を迎えての例会とのことです。「眼に見えぬ物・心」のあり方について、現代の世相から大切にしなくてはならない物は何か?をお念仏を通じてしっかりと見ていきたいものです。

《大分地区》 塩先 晋照

◇6日 西福寺 4名

 コロナウイルスのため4日・5日共に休会となりました。6日は自坊の例会を自説にて勤めました。生憎の風雨の中参詣して下さる方の有り難さに頭の下がる思いです。今に 宮沢賢治有りさば“雨にも負けず 風にも負けず コロナにも負けず”と読んだかも・・・と余計な事を考えさせられる7月の巡伝でした。       

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